才能
2015年11月01日
囲碁好きが集まる教室
今日は詰碁をしました。有段者の子にはやさしい内容でしたが、まだこれから伸びる子にとってはきちっと理解しておくべき欠け目の詰碁を特選しています。
滋賀県囲碁界の未来に1票を。
2眼にさせない欠け目のテクニック
囲碁を知っている人は理解しておくべき内容ですが、石は眼というものを持っており、それが2つ(2眼)あるとその石の塊りは絶対取れないという決まりがあります。(ルールの特性からして2眼あると取れない仕組みになっています。)
そして、眼を作らせないような状況にすることを欠け目と言います。
この欠け目にする状況に石を配置すると眼がつぶれて2眼確保できず相手の石を取ることができます。今日はそのことに主眼を置いた詰碁問題を重点的に解きました。
欠け目についての理解度を確認
1桁級になったばかりの子ではまだぼんやりとしか理解できていないこともあります。ですが、欠け目の理屈は理解できているので、どのようにすればいいか瞬間的に閃くようになるまで練習することが肝要です。それにはとにかく数をこなして慣れること、それにつきます。K敏くん、前回の復習をしています。まだ瞬間的にぱっと閃くまではいきませんが、1つずつ着実に解いています、その努力は必ず血肉になって棋力に反映されます。家でも毎日囲碁の勉強をしているそうです、彼の能力が覚醒するのも近い将来かもしれません。
先生も気にかけてマンツーマン指導しています。
会長が個別指導
もう高段者のS太くん、低段位だけど成長著しいY太くん、この2人は会長が2面打ちで指導されています。このレベルになると考えている次元が1つ上をいきます、見えている世界が違うんですね。
会長も特に厳しく指導にあたる子達です、期待されているがゆえに厳しくします。
おもしろい?ことに、厳しくされることが嬉しいと感じるんですね。もっと強くなりたい、その信念がある子達なので自分たちが1つでも上に昇れる喜びを感じることが出来ているのだと思います。こういった子は、確実にまだまだ伸びる。
S太くん、何故ジャージ?
「ん?部活帰りだから」
お!それはそれは、お疲れ様です~。
今日の教室で感じたこと
ここに来る子で、嫌々来る子は居ません。Aクラスの教室は10級~五段の子が勉強していますが、棋力の差こそあれど囲碁を打つことが楽しくてそして喜びを感じている子達が集まっています。子ども達は教えれば教えるほど吸収していきます、知らないことを身に着けるスペシャリストですから!
帰り際、K敏くんに「また来週ね」と言ったら笑顔で応えてくれたのが印象的でした。
ほんっと、囲碁好きなんだなって感じた瞬間。
ダイヤの原石はすぐそこに居ます、そういった子達を伸ばしていってあげたいなと思った管理人でしたw
滋賀県囲碁界をこの子達が引っ張っていけると嬉しいです。
@管理人 しゅう
当ブログは現在、人気ブログランキングに参加中です。
子ども囲碁教室を広めるためにご協力頂ける方は、下記リンクをクリックお願い致します!
囲碁 ブログランキングへ
child1515 at 23:32|Permalink│Comments(0)